英語圏でよくあるのは、『ジョンソン』や『ロビンソン』といった『~SON』が付く姓。また、北欧では『ヨハンセン』や『アンデルセン』などの『~SEN』がつく姓が多くあります。どちらも『~の息子』という意味で、血縁が中心の部族社会だったときに広まった姓
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「~の息子」を意味する姓は世界各地で見られるという。ロシアの「イワノフ」や「ロマノフ」に共通する「~OV」、中欧・東欧によく見られる「ストイコヴィッチ」や「ジョボヴィッチ」のような「~IC」などはいずれもこのパターン。一方、“語尾”ではなく“語頭”につくパターンとしては、アイルランドやスコットランドに多い「マッカーサー」や「マクレガー」の「MC~」「MAC~」がこれに相応するという。
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その他、ドイツでは、『クリンスマン』のように『~MANN』という姓がよくあります。これは文字通り『人』という意味。また、ポーランドなどでよくある『チャイコフスキー』のような『~SKI』や、オランダの『ファン・バステン』『ファン・ニステルローイ』の『ファン』(VAN~)は『~生まれ(出身)』という意味
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